府中つくしの歯科では「フッ素塗布」や「シーラント」を行い虫歯予防を行います。
●シーラントとは
歯が生えたばかりの歯のエナメル質は未熟でむし歯になりやすく、さらに奥歯の噛むところには複雑な溝がたくさんあって、食物残渣が入りこみやすく、歯ブラシで完全に除去することが難しいことから、むし歯原因菌が繁殖してむし歯になります。そこで、むし歯になっていない奥歯の表面を樹脂など(シーラント材)で被い、細菌が住めない環境を作ってむし歯を予防します。
シーラントにはそれぞれ適した時期があります。歯の生え変わりは個人差がありますが目安までにご紹介します。
・4歳~5歳 乳歯
・6歳 6歳臼歯
・7歳~8歳 前歯の裏の窪んでいる部分
・9歳~12歳 その後生えてくる永久歯
※シーラントは、予防で行うものですのでお子様が嫌がってまで行う必要はございません。
●フッ素塗布
むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、砂糖を栄養にして爆発的に増加し、歯の表面にプラーク(歯垢)となって蓄積します。その結果、歯の表面が酸性になって歯が崩壊するのがむし歯です。
砂糖の摂取量と与え方が、むし歯の主な原因ですから、その指導と歯の表面に付着したプラークの除去の指導を行います。さらに歯質を強化するフッ化物塗布を行います。
生えたばかりの乳歯や永久歯は、エナメル質が脆弱で、むし歯になりやすいのです。ですから乳歯が生えてから永久歯が生え終わる12歳の2年後の14歳頃はむし歯にしないように、エナメル質表面を酸から強くするフッ化物塗布はむし歯予防に効果があります。
幼児では、むし歯になりやすい第一乳臼歯が生える1歳6か月ごろから定期的にフッ化物を塗布することをお薦めします。し歯になります。そこで、むし歯になっていない奥歯の表面を樹脂など(シーラント材)で被い、細菌が住めない環境を作ってむし歯を予防します。