矯正治療|府中の歯医者【つくしの歯科】
土曜診療、日曜診療、祝日診療

〒183-0056東京都府中市寿町1丁目6-2
042-366-3692
ヘッダー画像

矯正治療

矯正治療|府中の歯医者【つくしの歯科】
土曜診療、日曜診療、祝日診療

矯正歯科とは

矯正歯科とは

矯正歯科とは、見た目の改善はもちろんですが、歯並びを改善することで虫歯のリスクを減らし、体全体のバランスを整えるための治療法です。

大人の方だけでなく、子どもでも大人になる前に治療しておくことで、その後の成長促進を促してくれます。

では、歯並びが悪いとどんな問題があるでしょう?

  • 食べ物のカスが詰まりやすい
  • 歯ブラシが行き届きにくく、虫歯や歯周病、口臭などの原因になる
  • 話す時に発音が悪くなる
  • かみ合わせが悪いことで歯に負担がかかり、破損しやすくなる
  • かみ合わせのバランスが悪いと使う筋肉に差ができるので、顔の形が変わる場合がある
  • 顎関節症、頭痛などの他の箇所で症状が出る

このように、歯並びが悪いことで見た目にコンプレックスを抱いてしまうこと以外に、虫歯や歯周病などのリスクやお口以外のトラブルにもつながるのです。

矯正治療のメリット・デメリット

メリット

  • 歯並びが良くなることで、笑ったときの印象が変わり、外見のコンプレックス解消に繋がる
  • 歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを下げることができる
  • お口の清掃がしやすくなるので口臭改善になる
  • 噛み合わせ改善により顎関節症や偏頭痛の改善が見込まれる
  • 均等に歯が接することでお顔のバランスが良くなる

デメリット

  • 口を開けた時に、治療中の装置が見えてしまうものもある
  • 装置をつけていると、慣れるまでは話しづらい
  • 装置の間にカスが溜まりやすいので、より丁寧な歯磨きが必要になる
  • 装置を使って少しずつ歯を動かすので、じわっとした痛みがある
  • 治療期間が長め
  • 治療費が他の診療に比べて高価である

大人の矯正(成人矯正)

永久歯に生えそろった方を対象とするのが成人矯正で、「2期治療」ともいわれます。近年、治療技術の進歩により、矯正治療に年齢は関係なくなり、患者様のライフスタイルに合わせてさまざまな治療法が選択できるようになりました。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の歯が前斜めに生えている状態です。または下の歯全体が後ろにあることで出っ歯に見えます。この状態だと前歯で唇を切ってしまうこともありますし、顔を強打したときに歯が折れやすくなることもあります。

下顎前突(がかくぜんとつ)

下顎前突(がかくぜんとつ)

出っ歯とは逆に、上の歯より下の歯が前面に出ている状態です。上の顎が小さい、もしくは下の顎が大きいことで起こります。うまく食べ物が噛めず、滑舌が悪くなる歯並びです。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

噛んでいても前歯がかみ合っていない状態のことです。発音が悪くなり、前歯でものを噛み切ることが難しくなります。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることがあります。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)

歯がでこぼこに並んでいる状態のことをいいます。この状態は歯磨きのときにブラシがしっかりと届きにくく、カスが残りやすいため、虫歯や歯周病の原因になります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯が下の歯を覆ってしまうほど深く噛んでいる状態をいいます。下の歯が上の歯茎を刺激することで口内炎ができ、前歯が乾くことで虫歯の原因にもなります。

上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)

上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)

上顎・下顎ともに前に突き出ている状態をいいます。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)

上下の噛み合わせが横にずれている状態をいいます。左右の顎に成長の差が出ることにより、顔が歪んでしまう場合があります。

空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の間に隙間ができている状態です。これは顎の骨の大きさに対して、歯が小さく生えてしまうことが原因です。隙間があると食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病の原因になります。また、隙間から息漏れが生じるのでサ行・タ行・ラ行の発音が悪くなります。

子どもの矯正(小児矯正)

子どもの頃は骨格含め、体が成長段階にあるので、顎のバランスを整えやすい時期です。逆に言うと指をしゃぶる癖で歯並びが乱れるなど悪い方向にも繋がりやすい時期とも言えます。この時期に矯正をしておくことで、おとなになってからのお口のトラブルも防げる他、歯に関しての意識向上につながります。

時期によって違う2つの治療

1.第1期治療

乳歯と永久歯が混じった時期の治療で、主に成長を利用して顎の骨のバランスや大きさを整えます(6~10歳)

2.第2期治療

永久歯が生え揃っている時期です。歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な咬み合わせを作ります。

矯正装置の種類

マルチブラケット

マルチブラケット

矯正歯科治療に一番良く使用されているマルチブラケットといわれる装置です。

床矯正

床矯正

床矯正とは、床(しょう)と呼ばれるプレート状の装置を使い、装置についたネジを段階的に絞めていくことで歯列の幅を広げていく方法です。歯列を広げて整えるので抜歯をする必要がなく、装置は取り外しが可能なので、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。特に顎が成長段階の子どもの矯正に適しています。

マウスピース矯正

マウスピース矯正

透明なマウスピースタイプの矯正装置です。ブラケットやワイヤーを使用しないため、付けているのがほとんどわかりません。マウスピースを2週間ごとに新しいものに付け替えていくことで歯並びを改善していきます。

矯正治療の流れと費用

1

矯正相談

現在歯並びについてご不安な点やご希望をお伺いします。お口の中を診て現状を説明し、大まかな治療方針、通院期間、治療にかかる費用などについてお話しいたします。矯正相談は随時行っております。

2

精密検査、資料採取

ご本人様の現在の状態を診断するための資料(歯型、レントゲン写真、口の中の写真等)を採取し、検査します。

3

診断

検査結果をもとに、不正咬合を診断します。治療方針、治療期間、通院の頻度、費用を決定し詳しく説明いたします。

4

動的治療

  • 混合歯列(子どもの矯正)一期治療
    乳歯と永久歯の混在する時期、前歯の治療や骨格の改善を行います。平均2ヶ月に1回の通院。
  • 混合歯列(子どもの矯正)二期治療
    永久歯に交換後の歯にブラケットを装着して歯列の仕上げを行います。平均1ヶ月に1回の通院。
  • 永久歯列(大人の矯正)
    主にブラケットを装着して歯列全体の整列を行います。平均1ヶ月に1回の通院。
5

保定(動的治療終了後)

動かした歯が、後戻りしないように安定させる装置を作成します。通院頻度は減りますが、数年の期間を必要とすることもあります。
保定検診(平均3ヶ月に1回程度)