口臭の原因は何?どんな対策をすればいいの?舌の状態や唾液量も要チェック!|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

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口臭の原因は何?どんな対策をすればいいの?舌の状態や唾液量も要チェック!|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

口臭の原因は何?どんな対策をすればいいの?舌の状態や唾液量も要チェック!

みなさん、こんにちは!歯のケアはしていますか?

今回のテーマは、現代人のお口の悩みトップ3に入る「口臭」についてです。年代や性別関係なく多くの方が悩んでいるお口のニオイ。その原因と対策、そして予防方法をお伝えしていきたいと思います。

口臭は多かれ少なかれ誰にでもあるものです。自分に口臭があるかないか判断するには家族や友人など、近しい人に聞くのが一番手っ取り早いでしょう。しかし、デリケートな問題のためなかなか人に聞きにくいものです。かんたんにセルフチェックができますので、その方法をご紹介します。

コップやビニール袋など、密封できるものを用意して、その中に息を吹き込み約10秒ほど閉じ込めてからニオイを嗅いでみます。また、舌ブラシや歯ブラシの裏面、綿棒などで舌を優しく擦ってからニオイを嗅いでみてもいいでしょう。この方法でイヤなニオイがしたら口臭がある可能性があります。

口臭は、唾液の分泌量が減って口内細菌が繁殖して悪臭ガスが発生する「生理的口臭」と、食べ物や嗜好品をとったときに発生する「飲食物・嗜好品による口臭」、なんらかの病気が原因でお口の中が嫌なニオイを放つ「病的口臭」があります。

生理的口臭が起こる主な原因は「唾液量の低下」です。要するに、生理的口臭の場合、唾液の分泌を促進させることができればお口のニオイを軽減できます。唾液の分泌を増やすには、食事をしっかり取ることや、噛みごたえのある食べ物を摂取すること、緊張したら水を飲んでなるべくリラックスすること、唾液の分泌を促すお口の運動をすることなどが有効です。

また、よく噛むと唾液が分泌されるので、シュガーレスガムなどを頻繁に噛むのもおすすめです。キシリトール成分が配合されているものは虫歯予防にも効果的なので、ぜひ試してみてください。

飲食物・嗜好品による口臭は、ごく一時的なものなので、飲食や嗜好品を嗜んだあとに口腔ケアを念入りにすることで改善します。

病的口臭の場合は、原因となる病気の治療が必要になります。耳鼻咽喉系の疾患、呼吸器系の疾患、消化器系の疾患、代謝系疾患などが口臭の原因としてあげられますが、ほとんどの場合、口腔内のトラブルであることが多いです。例えば虫歯や歯周病、舌苔などです。

特に口臭の原因の多くは舌苔によるものだとされています。舌苔とは菌や粘膜の落屑などが舌に付着した状態のことをいい、皮膚でいう垢のようなものです。白色または黄白い苔状で、舌の表面に薄くある分には正常ですが、厚くなると細菌の温床になり、悪臭を発生させます。

舌苔が厚くなる原因は、舌の動きの低下や唾液の分泌低下、清掃不良などです。また、加齢やホルモンバランスの乱れでも悪化することがあります。改善方法としては、よく舌を動かすことや、口呼吸ではなく鼻呼吸をすること、舌の清掃をすることなどが効果的です。

口臭対策をしてもなかなかニオイが改善しない場合は病的口臭の可能性があります。その場合、原因となる疾患の治療が必要となりますので、まずは歯科医に相談をしてみてください。また、実際には口臭がないのにも関わらず、口臭があると思いこんでしまう「心理的口臭」の可能性も無きにしもあらずです。

心理的口臭の場合は、専門家によるカウンセリングなどが必要になる場合があります。

お口の臭いでお悩みの方はとても多いですが、そのほとんどが対策や予防をすることができます。口臭でお悩みの方はぜひ一度つくしの歯科医院にご相談ください。