子供の歯が折れた!乳歯の怪我の応急処置はどうればいいの?|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

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子供の歯が折れた!乳歯の怪我の応急処置はどうればいいの?|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

子供の歯が折れた!乳歯の怪我の応急処置はどうればいいの?

あけましておめでとうございます。

本年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

つくしの歯科は1月2日から診療開始いたします。

今年もよろしくお願いいたします。

みなさん、こんにちは! 歯のケアはしていますか?

子供の行動はいつだって予測不可能!注意して見ていても時に信じられないことが起こります。私も子育てを経験しているのですが「いつ怪我してもおかしくないな」と子供を観察しながら常にヒヤヒヤしています。

生まれてから2歳くらいまでに生え揃う乳歯は、5歳〜12歳ごろ永久歯に生え変わるまで使用することになります。この乳歯が突然の事故で折れてしまったらどうしたらいいか、が今年最初のテーマです。

子供の歯と口の外傷は見た目ではなかなか判断ができません。見た目では特に異常を感じなくても歯を支える組織や、まだ歯茎の中で眠る永久歯などがダメージを受けている可能性があります。

①口を強くぶつけて出血した場合

勢いよく転んで口を強くぶつけたなど、口をどこかに打ちつけた場合、唇や口の中が切れて出血が多くなることがあります。まずは血液を子供が飲み込まないようにしましょう。血液を飲み込むことで嘔吐や吐き気の原因になります。清潔な布やティッシュ、ガーゼなどですぐに止血しましょう。口の中に欠けた歯がある場合は飲み込む可能性があるのですぐに取り出しましょう。唇が傷ついている場合は、氷水をビニール袋で包み患部に当てて冷やすと腫れや痛みが軽減します。

②口を強くぶつけたが出血がない場合

転んだりぶつけたりしても出血がない場合、「何もなかった」と安心してしまいがちですが、実は見えない部分が折れているなど、想像以上に歯や歯茎がダメージを受けている可能性があります。

歯が食い込んだ時、折れている時は出血や揺れが少ないので要注意です。目に見えない部分が折れている場合、治療が遅れると歯を失ってしまうことがあります。さらに、そのまま放置していると折れた部分に細菌が入り込み痛みが強くなることがあります。

歯が歯茎に食い込んだ場合、時間が経てば自然に戻る場合と、永久歯に影響してしまう場合があります。

歯をぶつけたらうがいなどで口の中を清潔にしましょう。まだうがいができない乳幼児の場合は、指でほぐした綿棒にうがい薬などをつけて口の中や歯を洗ってください。口の中を清潔にしたらなるべく早く歯医者さんに受診して問題がないかチェックしてもらいましょう。

③生えたばかりの永久歯が抜けた場合

生えてきたばかりの永久歯が抜けた場合は、小学生ごろの場合、速やかに元に戻すとほとんど元通りになる可能性があります。生えたての永久歯はなるべく早く歯医者さんで植え直してもらいましょう。その場合、歯を乾燥させないことが大切です。また、水で洗い流すと大切な組織を洗い流してしまう可能性があります。

正しい保存方法としては、タッパーなどに入れた牛乳の中に歯を入れることです。冷蔵庫に入れておけば一晩程度は良好に保存ができます。また、長時間保存がしたい場合に備えて歯の保存液を用意しておくのもおすすめです。歯の保存液は常温保存が可能で、牛乳アレルギーがある場合でも歯の保存が可能です。

牛乳も保存液もない場合、食品用のラップに包んでください。ただし、食品用ラップの場合1時間程度しか保存に向かないのでなるべく早い受診が必要になります。

 

乳歯はいずれ生え替わりますが、自然な形で永久歯に生え変わる前に抜けてしまうと、永久歯に影響を与えます。抜け落ちた歯を持ってなるべく早く歯医者さんを受診しましょう。治療後も経過観察し、永久歯がきちんと生えてくるか歯医者さんと一緒にチェックしていきましょう。

つくしの歯科は、お正月の1月1日以外、土曜日、日曜日、祝日も診療をしています。歯が抜けてしまった場合、再植は時間との戦いになるので、1秒でも早い受診をおすすめします。当医院は小児歯科にも対応しているので、子供の歯について不安に感じていることも遠慮なくご相談ください。