子供の歯並びが気になる!歯並びを良くする方法とは|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

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子供の歯並びが気になる!歯並びを良くする方法とは|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

子供の歯並びが気になる!歯並びを良くする方法とは

みなさん、こんにちは! 歯のケアはしていますか?

歯並びはいつ頃決まるかご存じでしょうか? 近年、歯科矯正を受ける子供が増えています。子供の歯並びは遺伝の影響を受けますが、遺伝だけがその子の歯並びを全て決めるわけではありません。今回は「子供の歯並び」がテーマです。子供を持つ親御さんが特に気になる歯並びを良くする方法と歯科矯正についてを少しだけお話しします。

歯並びが悪いとさまざまなデメリットがあります。まずは見た目がコンプレックスになってしまうこと、虫歯や歯周病になりやすくなること、滑舌が悪くなること、食事の消化がうまくいかなくなること、体が歪んで全身に負荷がかかることなどです。

歯並びが悪くなるのは遺伝の影響がありますが、それ以外に加工食品や柔らかい食事が増えたことで顎の骨や筋肉の発達が未発達になってしまっていること、栄養の偏りや不足、運動不足、姿勢の悪化などが考えられます。

子供の歯並びを良くするためには幼少期から思春期にかけての成長とともに心がけることがあります。

0歳から2歳の乳幼児期は、母乳育児をすることでスムーズな鼻呼吸への移行や口周りの筋肉の発達、正しい舌位が獲得できます。哺乳瓶は母乳に比べて楽に飲むことができるため、母乳の方が歯並びの乱れを予防できるとされています。離乳食を食べられるようになったら良く噛むことを繰り返し教えることで、前歯と奥歯の正しい使い方を覚えられ口周りの筋肉がつきます。口周りの筋肉がつくと顎のバランスも良くなります。睡眠はうつ伏せ寝を避けることで、顎の骨格が歪むことを防止できます。

3歳から5歳の幼児期は、姿勢を良くすることで口の歪みを予防できます。特に食事をする際、足をしっかりとつけた状態でご飯を食べられるように椅子の選び方に気をつけましょう。乳幼児期でもしっかり噛むことは重要ですが、幼児期ではより噛むことを意識させ、口周りの筋肉や顎の発達を促しましょう。指しゃぶりは歯並びの悪化を招く恐れがあります。4際ごろまでしている場合はやめさせるように工夫しましょう。うつ伏せねをしている場合はなるべく仰向けで寝られるようにしましょう。受け口の場合は歯医者さんに相談しましょう。

6歳から11歳の小学生期は、口呼吸をしている場合は鼻呼吸に修正しましょう。うつ伏せ寝や頬杖など、歯並びの悪影響になる癖がある場合は、子供に伝えてなるべくやらないように意識させましょう。勉強やテレビ、ゲームをする際の姿勢を良くしましょう。歯磨きを習慣づけ、食事はゆっくりと摂取するようにしましょう。この頃になると歯科矯正治療をするのに適した時期(Ⅰ期治療)になります。歯並びが気になる場合は歯医者さんに相談しましょう。

12歳から14歳の永久歯の発育期は、口呼吸やうつ伏せ寝、頬杖、姿勢など生活するうえでの癖や習慣に気をつけるように指導しましょう。12歳から14歳までで通常、永久歯への生え変わりが完了します。顎の成長は15歳ごろまで続くので、この頃までに歯科矯正(Ⅱ期治療)を行なうと抜歯を避けられる可能性があります。

また、食べ物はなるべく硬いものや食べにくいものを摂取するのがおすすめです。人参や大根といった根菜を生のまま食したり、硬めの肉を食べたり、フランスパンなどを食べるのもいいでしょう。噛む回数が増えると顎や口の筋肉が発達し歯並びが正しい位置になりやすくなります。また、ナッツやりんご、ガムなども歯並びの悪化防止に効果的です。

子供の歯並びは6歳頃にほぼ決定します。成長するに従い自然と治る歯並びもありますが、歯科矯正が必要になる歯並びもあります。子供の歯並びが心配な親御さんは一度、歯医者さんに相談してみてください。かかりつけの歯医者さんに定期的に通院すると歯並びを成長とともに見てもらえます。歯並びだけではなく、虫歯や歯周病などの早期発見にも繋がるので、健康的な口内環境を維持するために歯医者さんに定期的に通うよう、小さい頃から習慣づけましょう。

府中エリアで子供の歯医者さんを探している方はぜひ一度、当院にご相談ください。定期的な検診や歯のクリーニングで親御さんと一緒にお子さんの歯の成長をサポートをしています。治療が必要な際は、無理やり治療を進めるのではなく、その子に合わせた対応をし、歯医者さん嫌いにならない工夫をしています。また、子育て経験の豊富なスタッフもいるので安心して治療を受けられます。