歯が揺れるのは危険信号? 原因や対処法、治療法を徹底解説|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

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歯が揺れるのは危険信号? 原因や対処法、治療法を徹底解説|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

歯が揺れるのは危険信号? 原因や対処法、治療法を徹底解説

みなさん、こんにちは! 歯のケアはしていますか?

「最近、歯がグラグラする気がする…」「噛むと揺れるような違和感がある」「歯ブラシをすると歯が動くような感覚がある」こうした“歯の揺れ”は、多くの人が一度は経験する症状です。しかし、揺れの原因はさまざまで、放置すると歯を失うリスクが高まることもあります。

今回は、歯科医療の視点から歯が揺れる原因・セルフチェック方法・治療法・予防法まで、丁寧に解説していきます。

1.歯が揺れるとはどういう状態?

健康な歯でも、実は0.2mm程度の生理的な動きがあります。これは歯根膜というクッションの役割を持つ組織があるためで、正常な範囲です。しかし、以下のような状態は“異常な揺れ”と判断されます。

・指で触ると明らかに動く
・噛むと痛みや違和感がある
・歯ぐきが腫れて揺れが強くなる
・以前より揺れが大きくなった
・食事中に噛みにくい

異常な揺れは、歯を支える骨(歯槽骨)が減っていたり、歯根膜が炎症を起こしていたりするサインです。

2.歯が揺れる主な原因

歯の揺れには複数の原因があります。ここでは代表的なものを詳しく解説します。

① 歯周病(最も多い原因)

歯が揺れる原因の約8割は歯周病と言われています。歯周病は、歯を支える骨が細菌によって溶かされていく病気です。

歯周病が進行すると、歯ぐきが腫れる、歯周ポケットが深くなる、歯槽骨が溶ける、歯が支えられなくなる、最終的に歯が抜ける、など、症状が進むごとに取り返しのできない状態になります。初期は痛みがほとんどないため、気づいたときには揺れが出ているケースも珍しくありません。

② 噛み合わせの問題(咬合性外傷)

歯ぎしり・食いしばり・噛み合わせのズレなどにより、特定の歯に過度な力がかかると、歯が揺れることがあります。

特徴は、朝起きると歯が痛い、歯の根元がしみる、歯がすり減っている、顎が疲れるなどです。歯周病と併発すると揺れが急激に悪化することもあります。

③ 外傷(ぶつけた・転んだなど)

スポーツや事故で歯を強く打つと、歯根膜がダメージを受けて揺れが出ます。場合によっては歯根が折れていることもあり、早期の診断が重要です。

④ 根の病気(根尖性歯周炎)

虫歯が進行して神経が死んでしまうと、根の先に膿が溜まり、歯が揺れることがあります。症状は、噛むと痛い、歯ぐきにニキビのような膨らみがある、歯が浮いたような感覚がするなどで、根管治療が必要になるケースです。

⑤ 加齢による歯槽骨の減少

年齢とともに骨量が減ると、歯の揺れが起こりやすくなります。ただし、適切なケアを行えば進行を遅らせることができます。

⑥ 歯の周りの炎症(歯肉炎・急性炎症)

一時的な炎症でも歯が揺れることがあります。歯石や食べかすが原因で腫れた場合、治療で改善することが多いです。

3.歯の揺れをセルフチェックする方法

以下の項目に当てはまる場合は、歯科受診をおすすめします。

・歯を指で押すと動く
・歯ぐきから血が出る
・歯ぐきが下がってきた
・歯が長くなったように見える
・口臭が強くなった
・噛むと痛い
・歯が浮いた感じがする
・歯ぎしりを指摘されたことがある

1つでも当てはまれば、歯周病や噛み合わせの問題が隠れている可能性があります。

4.歯が揺れるときの歯科での治療法

歯の揺れは原因によって治療法が異なります。ここでは代表的な治療を紹介します。

① 歯周病治療(スケーリング・SRP)
歯周病が原因の場合、まずは歯石や細菌を徹底的に除去します。

・スケーリング(歯石取り)
・SRP(深い部分の歯石除去)
・歯周外科治療(重度の場合)

歯周病が改善すると、揺れが軽減することも多いです。

② 噛み合わせの調整

咬合性外傷が原因の場合、以下の治療が行われます。

・噛み合わせの調整
・ナイトガード(マウスピース)
・歯ぎしりのコントロール
・必要に応じて矯正治療

特定の歯にかかる負担を減らすことで、揺れが改善することがあります。

③ 歯の固定(スプリント固定)
揺れが強い場合、隣の歯と連結して動きを抑える治療を行います。

・ワイヤー固定
・樹脂での固定
・一時的な固定 or 長期的な固定

歯周病治療と併用することで、歯を残せる可能性が高まります。

④ 根管治療(歯の根の治療)
根の病気が原因の場合、根管治療で膿を取り除き、炎症を抑えます。

⑤ 外傷の場合の処置
外傷で揺れている場合は、早期の固定や根の治療が必要です。
時間が経つと保存が難しくなるため、早めの受診が重要です。

5.歯が揺れるときに絶対にやってはいけないこと

歯が揺れているとき、以下の行動は悪化の原因になります。

・揺れている歯を触る
・反対側だけで噛む
・硬いものを噛む
・歯磨きをサボる
・自己判断で薬を飲む
・放置する

特に「触る」「揺らす」は歯根膜を傷つけ、揺れを悪化させるため厳禁です。

6.歯の揺れを予防するためにできること

日常生活でできる予防法をまとめます。

① 毎日の丁寧な歯磨き

歯周病予防の基本です。特に歯と歯ぐきの境目を意識して磨くことが大切。

② 定期的な歯科検診

3〜6ヶ月に1回のプロケアで、歯周病の進行を防げます。

③ 歯ぎしり対策

ナイトガードの使用、ストレス管理、姿勢の改善

歯にかかる負担を減らすことができます。

④ 正しい噛み合わせの維持

噛み合わせのズレは歯の揺れを悪化させます。必要に応じて矯正治療も選択肢になります。

⑤ 生活習慣の見直し

・喫煙は歯周病を悪化させる
・栄養バランスの良い食事
・よく噛む習慣

これらは歯ぐきの健康に直結します。

7.歯が揺れても「抜かずに済む」ケースは多い

「歯が揺れている=抜歯」と思われがちですが、実際には適切な治療で残せるケースが多いです。

・歯周病治療で揺れが改善
・噛み合わせ調整で負担が軽減
・固定で安定
・根管治療で炎症が治まる

早期に治療を開始すれば、歯を守れる可能性は大きく高まります。

歯の揺れは“放置しないこと”が何より大切

歯が揺れるのは、身体からの重要なサインです。
原因はさまざまですが、共通して言えるのは早めの受診が最も効果的な対策だということ。

・歯周病
・噛み合わせ
・外傷
・根の病気
・加齢による骨の減少

どの原因であっても、早期治療で改善・進行抑制が可能です。「最近、歯が揺れる気がする…」そんなときは、ぜひ一度歯科医院でチェックしてみてください。あなたの大切な歯を守るために、今日からできることを始めていきましょう。

つくしの歯科では、歯の揺れに不安を抱える方が安心して相談できるよう、丁寧な検査と原因に合わせた最適な治療を大切にしています。揺れの程度や背景は一人ひとり異なるため、まずは現在の状態をしっかり把握し、歯をできる限り残すための治療計画をご提案します。

「最近なんとなく揺れる気がする」「噛むと違和感がある」そんな小さなサインでも、早めの受診が歯を守る大きな一歩になります。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの大切な歯を、これからも長く健康に保つために全力でサポートいたします。