歯のホワイトニングどれを選ぶ? 種類と効果を徹底解説
- 2025年11月4日
 - 審美歯科
 
みなさん、こんにちは! 歯のケアはしていますか?
先日、「人は見た目が9割」という書籍を読みました。かなり衝撃的なタイトルですが、人は見た目だけが全てではないにせよ、初対面の印象がいかに重要か身をもって経験してきた人は多いのではないでしょうか。
顔のパーツの中でも印象に残りやすいのは「目」といわれています。そして、口は目に続いて2番目に印象に残りやすいパーツです。「笑ったときに見える歯をもっと白くしたい」「ホワイトニングって気になるけど、どれがいいのかわからない」そんな方に向けて、今回は歯のホワイトニングについて、種類ごとの特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説します。
見た目の印象を左右する“歯の白さ”は、セルフケアだけでは限界があります。正しい知識を持って、自分に合った方法を選びましょう。
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、歯の表面や内部に沈着した色素を分解・除去し、歯を本来の白さ、あるいはそれ以上に近づける処置のことです。加齢や飲食物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)、喫煙などによって歯は徐々に黄ばみます。ホワイトニングは、こうした変色を改善するための方法です。
ただし、詰め物や被せ物(レジン、セラミックなど)は白くならないため、天然歯のみに効果があります。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには大きく分けて以下の3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
1.オフィスホワイトニング(歯科医院で行う)
歯科医院で専用の薬剤と光照射機器を使って行う方法です。高濃度の薬剤を使用するため、短期間で効果が出やすいのが特徴です。
•メリット:即効性があり、1回の施術でも白さを実感できる
•デメリット:費用が高め(1回2〜5万円程度)、知覚過敏が出ることもある
こんな人におすすめ:結婚式や面接など、短期間で白くしたい方
2. ホームホワイトニング(自宅で行う)
歯科医院でマウスピースを作成し、自宅で専用の薬剤を使って行う方法です。低濃度の薬剤を使用するため、時間はかかりますが、色戻りしにくいという特徴があります。
•メリット:自分のペースでできる、色戻りが少ない
•デメリット:効果が出るまでに2〜4週間ほどかかる、毎日継続が必要
こんな人におすすめ:じっくり白くしたい方、忙しくて通院が難しい方
3.セルフホワイトニング(サロンや市販品)
歯科医師の管理下ではないサロンや、市販のホワイトニング製品(歯磨き粉、ジェルなど)を使う方法です。漂白成分は含まれておらず、歯の表面の汚れを落とすことで白く見せる効果があります。
• メリット:価格が安く、気軽に試せる
• デメリット:本来の歯の色以上には白くならない、効果に個人差がある
こんな人におすすめ:まずは試してみたい方、軽度の着色が気になる方
ホワイトニングの注意点
ホワイトニングを始める前に、以下の点を確認しておきましょう。
• 虫歯や歯周病がある場合は先に治療を:薬剤がしみたり、炎症が悪化する可能性があります
• 知覚過敏がある方は慎重に:一時的にしみる症状が出ることがあります
•妊娠中・授乳中は避けるのが一般的:安全性の観点から推奨されていません
•詰め物・被せ物は白くならない:色の差が気になる場合は、ホワイトニング後に補綴物の交換を検討することもあります
また、ホワイトニング後は色の濃い飲食物(コーヒー、カレー、赤ワインなど)を控えることで、白さを長持ちさせることができます。
よくある質問
ホワイトニングの効果はどれくらい持続するかというと、個人差はありますが、オフィスホワイトニングで約3〜6ヶ月、ホームホワイトニングで半年〜1年程度が目安です。定期的なメンテナンスで白さを維持できます。
ホワイトニングは一時的にしみることがありますが、ほとんどの場合は数日で治まります。知覚過敏が強い方は、歯科医師と相談のうえで進めましょう。
効果ですが、元の歯の色やホワイトニングの種類によって異なります。平均して2〜3段階程度白くなることが多いです。
白い歯は清潔感と自信の象徴
歯の白さは、第一印象を大きく左右します。清潔感があり、笑顔に自信が持てるようになることで、対人関係や仕事にも良い影響を与えることがあります。ホワイトニングは、ただの美容ではなく、セルフケアの一環として取り入れる価値のある選択肢です。自分に合った方法を見つけて、無理なく続けていきましょう。
つくしの歯科でのホワイトニング
当医院では、ホームホワイトニングを取り扱っています。上記で説明した通り、ホワイトニングは効果が高く色戻りがしにくい方法です。ご自宅で好きな時間にできる気軽さも魅力です。口元の印象を改善したい方はお気軽につくしの歯科にご相談ください。