歯石取りは本当に必要? 歯石をそのまま放置するリスクについて
- 2026年6月15日
- 予防
みなさん、こんにちは!歯医者さんで「歯石が付いていますね」と言われたことはありませんか?
定期検診やクリーニングの際に歯石取りをすすめられても、「特に痛みもないし、今は困っていないから大丈夫かな」「歯石取りは少し苦手だからまた今度にしよう」と思った経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、歯石は放置するとお口の健康にさまざまな悪影響を与える可能性があります。今回は歯石とは何か、そして歯石取りがなぜ大切なのかについてご紹介します。
歯石とは、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が唾液に含まれるカルシウムなどの成分と結びついて硬くなったものです。プラークは食べかすではなく細菌のかたまりで、歯磨きによって取り除くことができます。しかし、一度歯石になると歯ブラシでは落とせなくなってしまいます。
歯石そのものが虫歯を作るわけではありませんが、表面がザラザラしているため細菌が付きやすく、さらにプラークが溜まりやすい環境を作ってしまいます。その結果、歯ぐきに炎症が起こり、歯周病が進行する原因となります。
歯周病は初期の段階では自覚症状がほとんどありません。「歯磨きの時に少し血が出る」「口臭が気になる」といった軽い症状から始まり、気付かないうちに進行していきます。さらに悪化すると歯を支える骨が溶けてしまい、歯がグラグラしたり、最終的には抜けてしまうこともあります。
また、歯石は見える部分だけに付くわけではありません。歯ぐきの中の見えない場所にも付着することがあり、ご自身で確認することは難しいものです。歯ぐきの奥に付いた歯石は歯周病を進行させる大きな原因になるため、歯科医院で専門的に除去することが重要です。
「毎日しっかり歯磨きをしているから大丈夫」と思われる方もいらっしゃいますが、どんなに丁寧に磨いていても磨き残しをゼロにすることは簡単ではありません。特に歯と歯の間や奥歯の周辺は汚れが残りやすく、知らないうちに歯石が付いていることもあります。
歯石取りは歯周病予防だけでなく、お口の中を清潔に保つことにもつながります。歯石が除去されることで細菌が溜まりにくくなり、口臭の予防にも効果が期待できます。
歯石の付きやすさには個人差がありますが、一般的には3か月から6か月に一度程度の定期検診やクリーニングがおすすめです。症状がなくても定期的にチェックを受けることで、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。
「最近歯医者さんに行っていないな」「歯石取りをしばらく受けていないな」という方は、この機会にぜひお口の状態を確認してみてはいかがでしょうか。健康な歯を長く保つためにも、定期的なメンテナンスを心掛けていきましょう。
当院では、歯石取りやクリーニングだけでなく、虫歯や歯周病のチェック、毎日の歯磨き方法のアドバイスなど、お口の健康を維持するためのサポートを行っています。
歯石は一度取って終わりではなく、その後も定期的にお口の状態を確認しながらケアを続けることが大切です。症状が出てから治療を始めるのではなく、症状が出る前に予防することで、大切な歯を長く守ることにつながります。つくしの歯科医院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせて、無理のないメンテナンスをご提案しています。お口のメンテナンスで悩まれている方、歯石が気になる方、お気軽につくしの歯科にご相談ください。