虫歯を放置するとどうなる?放置していると全身への影響も…!|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

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虫歯を放置するとどうなる?放置していると全身への影響も…!|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

虫歯を放置するとどうなる?放置していると全身への影響も…!

みなさん、こんにちは! 歯のケアはしていますか?

虫歯はとても身近で罹る人の多い病気です。甘いものを食べて痛みを感じたり、歯が黒っぽくなったり、痛みを感じないにも関わらず歯医者さんで虫歯を指摘されたりと、症状は多岐に渡ります。

今回はそんな虫歯を放置すると最終的にどうなるのかをお伝えしたいと思います。

虫歯は細菌が作り出す酸によって歯が溶かされた状態のことをいいます。細菌は糖分を栄養とするため、甘い食べ物を摂った後に歯のケアを怠ると虫歯になりやすくなります。甘いものだけではなく歯磨きの不足、唾液量の不足など、細菌の繁殖や働きを高める原因はたくさんあります。

悪くなった虫歯は怪我や風邪のように自然治癒することはまずありません。適切なケアや治療をせずに放置すると悪化するばかりです。

初期の虫歯(CO)は歯の表面が白濁しザラザラした感触になります。これを脱灰といい、酸によって歯の表面のエナメル質が少し溶かされた状態です。僅かな脱灰の場合は上手なケアをすると再石灰化が進み健全な状態に戻ることがあります。

初期の虫歯を放置すると歯の表面にあるエナメル質に小さな穴ができます(C1)。痛みや違和感は特にありませんが虫歯は着実に進行しています。

さらに虫歯が進行するとエナメル質の奥の象牙質という部分まで虫歯が進みます(C2)。甘いものや冷たいものなどを摂取したときにしみるようになります。

しみる段階を通り過ぎると歯の神経近くまで虫歯に侵された状態(C3)になります。神経が炎症を起こすと強い痛みを感じます。

痛みがあっても治療せずに放置すると歯全体が虫歯に侵されます(C4)。歯の根に膿がたまり、歯を残すのが難しくなります。

虫歯の進行速度は個人差があります。数ヶ月から1年ほど放置すると虫歯の末期まで達する場合もあれば、数年放置しても症状が進行しない場合もあります。

虫歯は歯に強い痛みがあってから歯医者さんに行く人が多いですが、強い痛みを感じたときには神経まで虫歯が達していることがほとんどです。この場合、大きく歯を削ることになるばかりか神経をとる治療が必要になります。

神経をとる治療を根管治療といいますが、この治療は何回か歯医者さんに通わなければならないため費用と時間がかかります。また治療中は口を開けたままにしなければならないため患者さんに負担がかかります。

強い痛みを感じても歯医者さんに行かないと、やがては痛みは弱まります。これは歯の神経が死んでしまって一時的に痛みを感じなくなった状態です。痛みは感じませんが虫歯が治ったわけではなく悪化しています。

さらに放置すると虫歯が歯の根の先まで感染してそこに膿が溜まります。膿が溜まると腫れが生じて痛みを感じます。顔が腫れることもあります。さらに放置すると歯はボロボロになり抜歯が必要なケースもあります。

ここまできてもさらに放置すると虫歯菌が顎の骨に入り込み骨髄炎を引き起こすことがあります。骨にまで炎症が広がってしまうと痛みや膿、腫れなどの症状があらわれることがあります。骨髄炎は重症化してしまうと手術が必要なケースもあります。

虫歯菌が全身に回ると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともあります。基礎疾患がある場合は特にリスクが高まります。

虫歯は放置していても治ることはありません。治らないばかりか治療が遅れることで治療期間が長引き、費用もかかります。また、精神的にも肉体的にも苦痛を伴います。口の中だけではなく全身に悪い影響を与えることもあるため、違和感があったら早い段階で歯医者さんにかかり治療を受けましょう。

虫歯を早期発見して治療をするためには歯医者さんでの定期検診がおすすめです。定期的なケアを受けることで虫歯になりにくい口内環境を作ることができます。また、初期の虫歯の場合は定期的にケアしていくことで再石灰化を促し健全な状態に戻ることもあります。

つくしの歯科では歯医者さんが苦手な方でも通いやすいよう、ていねいな説明、痛みや負担の少ない治療に力を入れています。患者さんに寄り添った対応を心がけているため、虫歯は気になるけどなかなか歯医者さんに通えないという方でもご安心ください。府中エリアで虫歯治療にお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。