親知らずは抜歯したほうがいい?抜いた翌日は仕事に行けるの?|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

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親知らずは抜歯したほうがいい?抜いた翌日は仕事に行けるの?|府中の歯医者【つくしの歯科】土曜診療、日曜診療、祝日診療

親知らずは抜歯したほうがいい?抜いた翌日は仕事に行けるの?

みなさん、こんにちは!歯のケアはしていますか?

入学や就職などでライフステージが変化し、慌しかった生活がだんだんと落ち着いてくる6月。もうすぐ梅雨も始まり、本格的な夏が訪れそうです。

そんなこの季節によくご相談をいただくのが「親知らず」についてです。気圧の影響などで痛みを感じて抜歯を検討される方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな親知らずのお話をしたいと思います。

前歯から数えて8番目の歯が親知らずです。一般的に20歳前後に生えてくるため、親が知らないうちに生えることから「親知らず」と呼ばれています。お口の最奥に位置しているため歯磨きが届きにくいことから、不衛生になりやすく、先天的に生えない人や、途中までしか生えない人、完全に歯茎に埋まっている人などもいて、きちんと真っ直ぐに生えてくるとは限らない、ケアが大変なちょっと厄介な歯です。

そんな親知らずですが、必ず抜歯をしなければならないわけではありません。正常に生えてきちんと機能している場合はそのままで大丈夫です。また、親知らずの一つ手前の歯を失ってしまっている場合、ブリッジや入れ歯の土台に利用できます。欠損部分の移植に使える場合もあります。

問題がなければそのままにしておいて大丈夫ですが、抜いたほうが良い場合もあります。例えば、親知らず自体あるいは手前の歯が虫歯になってしまっている場合や、横向きに埋まっていて他の歯に悪い影響を及ぼしている場合などです。

頻繁に腫れ、痛みを繰り返すときも抜歯が治療の選択肢に上がります。さらに、顎の中の神経を圧迫し膿の袋を作っている場合なども抜歯が必要になります。

真っ直ぐ正常に生えている親知らずは、普通の歯と同じように比較的かんたんに抜くことができますが、大部分が骨の中に埋まってしまっている場合や、横向きに生えている、歯の根が湾曲しているなど、複雑な形をしている場合は歯茎をメスで切開して歯や骨を削る必要があります。

親知らずをどのようにして抜いたかにもよりますが、痛みと腫れのピークは抜歯をしてからおおよそ2、3日後になります。痛み止め(鎮痛薬)をしっかり飲んでいればほとんど痛みを感じませんが、もともとあった歯がぽっかりなくなるわけですから、多少なりとも違和感があります。あまり多くはありませんが、人によっては熱が出たり体調が悪くなる方もいらっしゃいます。

ごく稀ですが、抜歯後、歯の抜けた穴に血がたまらず、骨が露出している状態のドライソケットになってしまう場合もあります。

基本的に親知らずの抜歯をした翌日に仕事や学校に行くなど普通の生活をすることは可能です。しかし、大事な会議や試験、試合の前などに抜歯をしてしまうと、口の中にばかり意識がいって集中しずらい状態になります。

また、激しい運動をする、深酒をする、温泉に行くなどは控えた方がいいでしょう。血行がよくなることで出血や痛みを伴うことがあります。術後の傷が悪化しないよう、万が一の事態を想定し、抜歯の予定は連休前などに立てるのがおすすめです。

つくしの歯科には大学病院で口腔外科に従事していたドクターが所属しています。親知らずや、親知らずの抜歯を府中エリアで悩まれている方はぜひ、口腔外科に対応している当院にご相談ください。